DHA 効果 効能

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DHAの効果と効能について

 

DHA(ドコサヘキサエン酸)には様々な効果や効能がみられますが、その中でも以下の4つが主なものになります。

  • 記憶力・学習能力の向上
  • 視力回復効果
  • 老人性認知症予防
  • ガン予防・転移を防ぐ

もちろんDHAには上記以外にも様々効能・効果があります。詳しくはDHAとEPA共通の効能と効果」をご覧ください。

 

ここからは、上記5つに関してそれぞれて詳しく見ていくことにしましょう。

 

記憶力・学習能力の向上

 

なぜDHAが頭に良い成分だと言われているか、その答えは「DHAが脳内に集中して大量に含まれている成分」だからなのです。脳内細胞脂質中の10%以上がDHAだと言われています。

 

DHAを摂取するとまずその成分を一番最初に取り込む場所が脳なのです。脳の入り口には血液脳関門があり、ここで脳に必要な物質かどうかが選別されて、選ばれた物質だけ脳内に運ばれるのです。DHAはこの血液脳関門を通過することができるのですが、同じくオメガ3系脂肪酸のEPAは通過できません。

 

脳内に取り込まれたDHAは細胞膜を柔らかくし、シナプスを活性化させます。そうすることによって、脳の伝達能力を高めるのです。さらに、脳内でも記憶機能の司令塔といわれている「海馬」では、脳のほかの場所と比べても、DHAの数が2倍以上存在するのです。

 

従って脳の能力の中でもDHAは特に記憶力に対してとても重要な役割を担っていると考えられています。このことから、DHAは記憶力・学習能力の向上に効果的であると言われているのです。

 

視力回復効果

 

目に良い食べ物と聞くと、大抵の方はルーベリーと答えるのではないでしょうか。ブルーベリーのサプリメントに配合されている成分を見てみると、その中には必ずDHAが配合されています。

 

上記で説明した通り、脳内には多くのDHAが含まれていますが、実は目(網膜)には、脳内以上にDHAが含まれているのです。網膜の脂肪(リン脂質)の中にはDHAが50〜60%ほど含まれています。すなわち、DHAは目の機能や視力にとって非常に重要な栄養分なのです。

 

DHAが目にいい事はわかりましたが、では実際にDHAは視力や目にとってどんな効果や効能があるのかを見ていきましょう。DHAは網膜細胞を柔らかくし、その柔らかくする働きが網膜の反射機能を向上させているのではないかと言われています。

 

角膜や水晶体を伝って入ってきた光が像を結ぶところが網膜で、スクリーン的な役割を果たします。外部からの視覚情報を正確に脳に認識させる情報伝達を行う部分なので、非常に重要な働きをする場所です。DHAは、この網膜の機能を向上させて、視覚情報を正しく伝達させる機能を高めます。

 

老人性認知症予防

 

老人性認知症には大きく分けて2種類あります。それが脳血管型の認知症(痴呆症)とアルツハイマー型の認知症(痴呆症)です。

 

■脳血管型認知症

 

脳血管型認知症とは、脳内で血管障害が起こって血流が悪くなり、脳細胞が破壊されてしまったため、痴呆が進行してしまう認知症です。この脳血管性認知症の原因は、脳内の血行不良が原因で脳の活動に必要な酵素や栄養素が行き届かなくなることによります。したがって、血液を常にサラサラ状態にしておくことができればこの認知症を予防することが可能になるのです。

 

血液をサラサラにしておくには、中性脂肪やコレステロール値を抑えておくことが重要です。そのためにはDHAやEPAなどを摂取し、動脈硬化を防ぐことによって、常に健康的な血管を維持することができます。その結果脳血管性認知症を予防することができるのです。

 

■アルツハイマー型認知症

 

最近になってアルツハイマー型認知症が起こると脳内で何が起こるかずいぶん解明されてきていますが、なぜこのようなことが起こるのかはまだ解明されておりません。そんなアルツハイマー型認知症の予防・改善に期待されているのがDHAなのです。

 

アルツハイマー型痴呆症は記憶の司令塔である海馬のシナプスが破壊・切断されたりして無くなってしまうのです。海馬の一部が破壊されてしまった結果、痴呆が起こるのです。

 

アルツハイマー型認知症が原因で死亡した方の脳内を調べると、脳内で最もDHA量が多いはずの海馬部分のDHA量が半減していることが確認されています。すなわちシナプスの材料となる蛋白質やリン脂質も合成できなくなるので、脳の伝達情報システムがスムーズに運ばなくなり、記憶障害や学習能力の低下を招くのです。

 

アルツハイマーの予防策として、脳細胞にDHAをたくさん送り込りこんで脳細胞を活性化させる方法があります。また、アルツハイマーになってしまってしまった後でも、残っている脳細胞を最大限活用することで死滅してしまった脳細胞の働きをカバーすることになるのではないかと研究者の間で考えられています。

 

ガン予防・転移を防ぐ

 

ガン発生の原因は遺伝的な要因が関わっているのは間違いありませんが、それだけではありません。昨今の日本人の食生活が欧米化したことによって、今まで発生率がそんなに高くなかったガンの発生率が飛躍的に伸びてしまったのではないかと言われています。

 

DHA・EPAなどのオメガ3系脂肪酸は、がん細胞の増殖や転移、再発を防止してくれる働きがあると言われ例ます。その根拠は以下の4つの理由から言われています。

  • 「プロスタグランジンE2」の生成を抑制します。プロスタグランジンE2とは、正常な細胞をがん細胞へ変化増殖を促すものです。
  • 「プロスタグランジンE2」を生成するアラキドン酸の量を減らす働きがあります。
  • 活性酵素を対外に排出する働きが期待されています。
  • オメガ3系脂肪酸にはガンの自滅を促す働きがあります。